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生徒たちに、余韻を...

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岡本:しかし、子供たちは、すごいスピードで問題を解いていきますね。
 
丸:本当に、驚かされますよね。
 
岡:そういえば、丸山先生。今日、早くに全部終わった子が、居たじゃないですか。
 
丸:はい、いましたね。私もびっくりしました。
 
岡:あの子に、続きプリントを渡すのに、積極的じゃなかったように感じたのですが、何か理由があるのですか?
 
丸:おや、目の付け所が鋭いですね。
 
岡:ありがとうございます。
 
丸:あれにも、もちろん理由があります。
 
岡:ぜひ、聞かせていただきたいです。
 
丸:それはずばり、余韻に浸ってもらうためです。
 
岡:余韻ですか。
 
丸:彼らの解いている問題、岡本くんはどのように感じていますか?
 
岡:私も授業前に解いていますが、本当に悩む問題が多くあります。
 
丸:ですよね。私も悩みます。我々が悩む問題が、すらっと解けてしまうというのは、本当にすごいことです。

岡:なので、褒める時にもつい、熱が入ってしまいます。

丸:それは、とても素晴らしいことです。しかし、それと同時に、彼ら自身が、喜びを肌で感じることも、大切ではありませんか?

岡:言われてみると、そうですね。
 
丸:あんなにむずかしい問題を解ききったのに、すぐにもっと難し問題をポンと出されたら、喜びが台無しになってしまいますよね。

岡:自分に置き換えて考えてみると、とても耐えられたものじゃないです(笑)

丸:それは、言いすぎている気もしますが…(笑)こういった、細かい気遣いも、子供たちの楽しい勉強には、欠かせません。

岡:毎度毎度、本当に勉強になります。ありがとうございます。


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